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ホームページのお返事 お薬についてのご説明

開業してから一年半たちました。おかげさまで、苦労も多いですがなんとか工夫を重ねながら仕事をしています。

そうした実際の臨床の中で思うことがたくさんあります。特に時間の制約が大きいために、自分の説明不足や話を聞く時間の不十分を強く感じます。忙しいと期待に応えられないまま、気づかずに過ぎてしまうことが多いと改めて感じますし、さらに実際の情報共有が大事なのだと思います。このお知らせのページは、ある程度、自由に増量できるので、現実の臨床での対話不足、説明不足を補うために、参考にしてほしいことを書いていきたいと思います。

治療については、全体として薬がメインか精神療法的アプローチがメインかで方針が分かれます。薬を使うか使わないかの判断も、最初の大事な判断になります。これはおさえておいてください。

今回は薬を使う場合の役割について、私なりに工夫してわかりやすく説明していきたいと思います。

ここで初めに、「急性疾患」-(風邪などです)と「慢性疾患」-(高血圧や糖尿病などです)の概念を理解しておいてください。薬をいつまで使うかの目安、境になるからです。

さて、なぜ必要か考えます。薬の作用から見ていきましょう。

悪い刺激や過労などの何らかの強いストレスが人に働くと、脳はどうなるのでしょうか。

脳は神経細胞の塊です。ストレスに対して過剰な興奮や活動の高ぶりが必ず起こります。その際、簡単には、この神経の高ぶりに対して自分自身の感じる違和感が、不眠であり、不安、恐怖、緊張、思い込み、などの神経・精神症状となります。特に不眠はさらに症状を悪化させます。さらに高ぶりが増していきます。

これは火事と同じ原理です。最初の刺激で、出火します。可燃物や勢いで少しずつ燃焼が広がる様子とまったく同じです。

お分かりのように、この際大事なことは、この火を消すことであり、神経の高ぶりを抑えることです。火を水で消すように、高ぶりを止める役割を担うのが薬なのです。

薬の第一の必要性は、ここにあります。「急性疾患」として手軽な最初の消火だけで、安定される方も大変多いのです。その点では、他の治療法に対して勝ります。例えば、不安や不眠でも、気持ちだけではなかなか改善しません。必要であれば薬で神経の高ぶりを止めると落ちついたり、眠る習慣がついてきます。

ただ、水を適量にして調節してかけないと、火事が延焼し続けるか、逆に水浸しになります。これが、症状が治まらないこと、あるいは過鎮静で眠くなる、ふらつくことに対応します。

薬は、水や消火剤と同じで、多少の種類はありますが、神経を鎮める薬がほとんどです。作用は実に単純なのです。別に怪しげではりません。(抗うつ剤に関しては、また説明します)

種類と量を決めるのが、経験や感覚です。

多くの心療内科医や精神科医の特技は、この量の調整にあるといえます。

症状から、量と種類を調整します。ただ、これは、同時に難しい問題を含みます。

一つには、火事をうまく消すことが大事ですが、見えない過敏性や本人の自覚が過剰ですと、本当はボヤ程度が、見た目には大火に見えたりします。また、それがこじれている場合(神経症化)もあります。火の勢いを見定めることができにくくなるわけです。その弊害を除く工夫が必要です。そのために、症状の理解、早めの情報収集、対話が必要で、例えば、患者さんには、薬を飲んで眠気が残るようであれば、日中でも早く電話をもらうようにしています。服薬の中止などを伝えています。

もう一つは、大事な点ですが、火事が本当に消えたのか、つまり薬の減量の時期の判断です。

水で鎮火していても、それは表面だけで、実は、火が燃え続けている場合が、時に多く見られることです(これが慢性化です)。薬を減量、あるいは中止してもいいかの判断のポイントになります。

火が燃え続けるのはなぜでしょうか。

慢性化を引き起こす大きな原因は、①環境のストレスが常に続いている②過去の負の経験が影響していること(トラウマ)③神経の疲れが強い④疲れやすい体質がある、などです。これが火種になっている原理は次回「自分と意識」のテーマで精神療法的問題の必要性として細かく書きます。

常に火種があり、燃えやすい状況があると、火は燃え続けます。

この際、バランスの補正のために、一定の水が必要になります。これが薬の継続の理由と同じです。

この原理は、神経の病気のみならず、内科などの身体の病気、特に慢性疾患と呼ばれる病気の特有の問題で、血管が細くなる高血圧症における血管拡張の薬や、糖尿病で血糖を下げる薬を常に服用して正常値に補正する原理とまったく同じです。ですから、精神の薬というと特殊なイメージですが、それほど特殊ではありません。必要なら使う、必要でなければ使わない、ということでしょう。ただ、一度使うとやめられないのでは、と不安に思う方も多くいらっしゃいます。ただ、心理面ですが、薬は効くと思うから効くのであり、「不安、怖い」と思えば、時にあまり効きません。服薬しても自然にやめる方がほとんどですし、基本的に、そうした方は薬は使わないか短期間に限定がいいと思います。

結論的に、火事を消すことの最速で効果があるものが水(薬)と思ってください。

抗うつ剤について少し書きます。

抗うつ剤は、心療内科の薬の中で、唯一、神経の働きを高める作用を持ちます。

慢性的に働きが落ちる「うつ病」のみならず(興奮の後に機能が落ちるからです)、「うつ状態」(落ち込みです)にも効きます。火事の最中や、火事の後に、木がくすぶっているイメージです(興奮と疲労による低下が同居します)。水と共に補強が必要になります。耐火サッシや釘で支えることと同じです。身体依存の問題もありますが、うまく選ぶと、エネルギーが高まり、これは非常に効果的でもあります。

長くなりました。本当は、10行ぐらいのつもりで書いて長くなりました。今後、感想や質問にもなるべく早く答えていきたいと思います(忙しいと時間がかかりますが、スミマセン。また、コロナにも困りました)。

次回、「自分と意識」のテーマで精神療法について少し書きます。

少しでも参考にしていただければ、うれしい限りです。

 

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新型コロナウイルスに関してのお知らせ(再診の方)

診察ご希望の方(再診)で、咳や息切れ、味覚障害、発熱などの症状がある方、または身近な方がそのような症状がある場合はお電話でも診察を受け付けます。

お手数をおかけいたしますが、事前にクリニックへお電話いただきますようよろしくお願いいたします。

 

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6月の休診日について

誠に勝手ながら、6月1日(月)は研修会のため休診させていただきます。

何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。

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新患(初診)の方の診察のご予約の受付再開について

当面の間停止しておりました、新患(初診)の方の診察のご予約の受付を再開いたします。

ご予約日につきましては、誠に恐れ入りますが、ゴールデンウイーク連休前後の混雑が予想されるため、5月11日(月)以降とさせていただきます。

ご予約のお時間につきましては、午前は午前11時から12時まで、午後は午後4時から5時30分とさせていただきます。

お手数をおかけいたしますが、何卒ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

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新型コロナウイルスに関してのお知らせ

現在、新型コロナウイルスが社会で大きな問題となっております。

当クリニックでは新型コロナウイルスの感染防止対策として以下の項目に努めています。

○診察前・診察後の待ち時間の短縮

・クリニック内が混み合っている際は、お車の中でお待ちいただくことも可能です。診察の順番が近づきましたらお電話いたします。お薬のお渡しにつきましても、お薬の種類が多い場合は処方箋をお出しして、調剤薬局でお薬をお受け取りいただくようお願いすることがあります。

○窓の常時全面開放による換気

・クリニック内の室温が低い場合がありますので、あたたかい服装でお越しいただきますようお願いいたします。

また、誠に申し訳ございませんが、ゴールデンウイークの連休前後はクリニックが大変混み合うことが予想されますので、新患の方のご予約を当面の間停止させていただいております。クリニックに直接来院いただいても診察はできかねますのでご了承ください。

新患の方のご予約の開始の時期につきましては、改めてホームページでお知らせいたします。

ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

 

ひろせ こころのクリニック

999-3729 山形県東根市中央東2丁目6-71
TEL 0237-22-9477 / FAX 0237-22-9478

科目/ 対象症状・疾患

心療内科 不眠、身体痛、食欲不振、慢性的倦怠感、気分低下、過剰労働の疲れ、対人関係の不安、老年期の物忘れ、気分不安定 などこころと身体の関係についての症状
精神科 うつ病、不安性障害、認知症 など
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14:30-18:30 - - -

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